The Business マーケティングについて 

 

THE Businessについてまつわる私のマーケティング小話を一つご紹介。

 

 

話は自粛期間中、HuluTHE Businessという海外のドラマに出会いました。

 

内容は主人公コールガールがバリバリ活躍してたけど、年齢=老いには勝てなくなり、仕事が減少、、、。

そんな時に、マーケティングという分野に出会う。

勉強をしたり、実例をインプット、様々な戦略を立ててアウトプットを繰り返し、コールガールが、雇われる側であった立場から、自らをマネジメントをし、人をも雇い、独立企業、経営者として奮闘する様を描いているドラマ。

 

やはり、コールガールがお題なだけに、エロが毎回あって、ポップな内容も含み、個人的には興奮はしなくとも、人間の欲にうまくフィットしていて、むしろこのドラマの企画が面白い(当たり前か)と思います。

そんな個人的には面白いドラマの中で、こんなお話がありました。

 

お話のあるバーでは(ナイトクラブ?)コールガールが店員やお客としてお店に居て、それを目当ての一つに、サラリーマンが飲みに来る事で、経営のサイクルが回っていた。

しかし、最近はすこし経営の不振に落ちいっている。そこでは、コールが、個人で営業をしたりできる環境で、店の顧客が増えないと、コールガールも活躍できないのだ。

そこで、お客と注文を三倍にするマーケティング提案をする。

 

証券取引所のトレーダーに対し、割引きのキャンペーンを告知しろと言うのだ。

 

割引きに内容はこう。

割引きのは、株価の下落率と同じ額、割り引く。という内容。

店主はいいます。「50%下がれば、半額か?」と。

しかし主人公はこうこたえます。「20%以上、下がる事はない。サーキットブレイカーというシステムがある」と。

株が下がれは、トレーダーは得をする。景気が下がっている時こそ、人は夢を見るのだ、と。

店主渋く納得。これを実行に移します。

 

お話の中では、サーキットブレイカー、が週に3回、発生する経済状況に。

ブローカー達は、キャンペーンで安くはっちゃけるために、お店に来店。

中には綺麗なコールガールやコンパニオンがたくさん活躍しています。

 

結果、このキャンペーンは成功。

こんな会話のシーンがあります。

「混んでるわね。」「不況だからね。」

 

僕は、この会話がすごくシンプルに面白く、このドラマにハマるきっかけでした。

普通、不況なら、みんなお金を使いたくない。

しかし、不況になるはずの課題を、顧客に対する利益に置き換える事で、

不況な状況でも、顧客は得をする。

損をする弱点を、強みに変える事。

 

とても面白かったです。

と、

 

そんな話を、近頃、リピート率が下がっている、来店は2回目だけど、思い切って美容院の店主にお話し、こんなサービスはどうかな?と提案。

そうすると、閉店後、一緒に飲む事に。。

普段はあまりそういう事はしていないそうで、私もあまり顔を出しません。でも、直感で参加させていただきました。

 

プレゼンは楽しい時間、気軽に続きました。

 

「オリジナルの、簡単なグッズを販売するとして、そのグッズを持ってきてくれた人は、家族でも毎回10%オフにするという事。」客単価、リピート率を上げる事で、売り上げを伸ばす。と。

 

 

ドラマの内容とはすこし違いますが、お客様が、髪を切るところを、その美容院にする理由が必要だと考えました。因みに、個人の経験と、大手美容院の調査の結果を基に得た情報だと、人が美容院を選ぶ理由は、何となく、、だそうです。。。。

 

そうすると、何かつながりを持つ必要がある。髪を切るという目的の他に、

行く理由を作れば、きてくれる確率が増える、という事ですね。

 

会員カードはあります。が、スタンプを溜めて、結果何%オフになるとすれば、自店より安いお店が見つかれば、そこに顧客は奪われる。わざわざ回数を貯めて安くする必要がないからです。

髪を切る、という目的だけを持つ人に対してだと、会員カードでは少し力が弱い。。。

個人的にも、カードがあるから、そこに行こうとはならず、行ったついでに、あれば出す、程度かなと。。、

(仲良くなっている、知り合いに人だから行く、は一旦無視しています。既に常連なので)

 

そこで、10回通えば、お客様が元を取れる様なTシャツ、キーホルダー、何でも良いと思いますが、何か店舗に関わる、普段で使えそうなもの、宣伝効果があるものを作ってはいかがか?(お客様は、10回以降は利益になるのです。しかし、散髪は平均三ヶ月に一回来るくらい。くれば来る日度、お客は早く特になります)

 

そうすれば、平均の単価も、顧客数も上がるのではないか、、と飲みながら提案させて頂きました。

そうすると、「やってみてくれないか?」となり、一気にデザイナーと、マーケティングの実績を作れるチャンスを得ました。現在、Tシャツは納品待ち。

あとは取り組むだけです。

 

今回は、もちろんドラマの影響もあります。しかし、コミュニケーションと、行動に移す大切さも、かなり体験として学びになりました。

ビジネスを通じて様々なコミュニケーションを取れることが、とても素晴らしいと思います。今後もそう言う体験や場を人々に与える人になれればと思います。

 

次号に続く。。。。

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